bellnobu-61167’s blog

夫婦2人で年金生活をしています。

終の棲家は地方の中古の戸建一択です。 天然温泉と天然水がおまけとしてついていました。

最もやってはいけないことはマンションをフラット35で購入することです。最近ではフラット50も出てきています。5年間の物品のローンでも相当なプレッシャーに悩まされることになりますが35年間もの間、この重圧を意識しながら生きていくことについては一生一度の人生を何のために過ごしているのかという根本的な問題を突きつけられている感覚に陥ります。

生態学的に言っても老後をコンクリートの壁に囲まれて過ごすことは人間にとって好ましいことではありません。

また、老後のマンションは配管材の老朽化でメンテナンスが必須状態となっていることは確実であり都心の一等地でない限り資産価値はほぼゼロです。

お薦めは田舎の中古の戸建てを300万~900万程度の間の価格でローンなしで一括購入することです。

住む家は中古物件でも材質のよい木材が使われていればほぼ劣化の心配はありません。私の家は天井吹き抜けの構造で購入時には築25年でした。その時から既に10年経過しましたが内壁も外壁もスレート屋根も全く変化なしです。

ちなみに現役時代は賃貸の方がよいと思います。

老後の住まいを考えるとき60歳を過ぎた段階で保証会社を通じたとしても賃貸物件を借りることは極めて厳しい状況となります。私の場合も夫が東京で60歳定年を迎え、地元に帰る前に年金を受給できるまでは5年間ほど縁も所縁もない岡山県で働きながら年金受給まで凌ごうと思い岡山県内の不動産会社を通じて賃貸の契約を申し込みましたが働いていないことを理由に全て断られました。定年退職時点で無職となっていますので無職の人には貸せないとのことでした。そのため仕方なく一括で出身地の地方の戸建てを購入せざるを得ない状況となりました。これが結果的には良い方向を向く形となり現在に至っています。

今でもつくづく思うのは住環境としてよかった点は何といっても他人の生活風景が自宅からは全く見えないところにありましたので騒音などは全くなくストレスフリーで自然に囲まれたすばらしい環境に落ち着くことができたことです。

いろいろとこれまで偉そうなことを言ってきましたがすべてが結果的に運よく落ち着くところに落ち着いただけで最初から計画していたことではありませんでした。

さらに想定外に嬉しかったことは購入時には全く物件紹介欄に記載されておらず意識していなかったことですが天然温泉と天然水を享受できる物件でした。

温泉の質は単純温泉で無色無臭です。泉源は地下300mにあり湧出温度は58度、また、天然水も地下200mから引いているため水もおいしく頂いています。すべてのことがまさかの連続でしたが地球からの贈り物である温泉と水の恩恵を受けて生活できています。