bellnobu-61167’s blog

夫婦2人で年金生活をしています。

年金受給額の多寡と老後の生活費の実態  自分なりの生活

年金システムのモデル世帯として令和の時代になった今でも現実の世界とはかけ離れた世帯を採用しているのは甚だ疑問です。資料から引用すると「厚生労働省の年金のモデル世帯は平均的な賃金で40年間就業した夫と専業主婦の妻の世帯を想定し、給付額を示している。 2023年度は月額22万4482円とした。 現在の示し方は1985年の制度改正から始まった。」とあります。

一般的に年金について語るときこれらの想定すべきでない世帯を基準として全てが議論されるため多くの人にとっては愕然となるのが実態だと思います。

老後の生活費についても同様に「厚生労働省の家計調査年報によると、2022年における老後の生活費は、夫婦2人暮らしで26万8,508円、1人暮らしで15万5,495円です。」となっています。これらの尤もらしい情報が基準となっていますが実態はかなり異なります。

そもそも夫婦2人暮らしでは通年経費を月割で按分して食費等と合算したとしても身の丈に合った生活をすれば月当たり10万円程度で十分おつりがくると思います。

年金に限ったことではありませんが、自分なりに老後の設計をしていけば一般的には若くしてはるか先の老後を憂う必要はないと思います。仮に月に15万円の受給額であれ、10万円の受給額であれ、それに合わせて生活をすればよいだけの話です。どうしても足りない場合でも正当な事由があれば生活保護も適用されることになりますので何とかなると思います。

私もこれまで生きてきた人生の数々の転機となる過程において何度もピンチに立たされ、また、現役を退いた後も同様に何とか凌いできました。

要はあらゆる局面において他人と比較すべきことではなく自分は自分として生きていけばよいと考えます。最も重要なことは現在、未来を見据えて自分の想定通りに事が収まっていくことであると思います。

もし想定していたことが思惑と離れていきそうなときは都度軌道修正を行いながら進んでいけばよいと思います。人生は思い通りにいかないことの方が多いものですがなんとかなるものです。ある時から私は大げさと思えるくらいプラス思考に方向転換して生活しています。